冬の車中泊で快適に暮らすたに、格安、簡単に断熱材を車の天井にはめる方法を伝授します
私たちは、ニュージーランドで車中泊暮らしを6ヶ月以上したカップル
車中泊してる人!天井のカビ問題や、寒い冬の車内を簡単、格安に快適化させたい方多いのではないでしょうか?
冬の車中泊を楽しみたい方、必見です
目次
断熱材を貼る
ニュージーランドは冬に入り、南島ではマイナス15度なんて日も…
窓を閉めて寝ていると、車内は結露で湿っぽく
車中泊を6ヶ月以上していたため、天井の壁にカビがはえてきていました><
これは実際に使っていたハイエースバンの天井です。
購入時は、乗用車でよく見る、じゅうたんやカーペットのような素材でしたが、
それにも車中泊旅3ヶ月を過ぎた頃からカビがはえはじめ・・・・
上記の写真のような、紙でできた板を無料でホームセンターで頂くことができたので、つけかえましたが・・・・
はいっ!また、その3ヶ月後にこの写真のようにカビです。
寒くなり、車内で料理することが増え、カビが天井にでてきた。。。。
こういう問題を抱える方多いのではないでしょうか?
外気と車内の温度差で、霜が天井につき、カビが発生!
車中泊の断熱材に使えるもの
- アルミ保温マット
- 発泡スチロールの板
- 繊維系断熱材
おもにこの三つの素材が主流かと思います
今から紹介するやり方は、一番安い方法、かつ、簡単な素人メソッドですが
車中泊旅で1年くらいを計画するなら十分な方法です♩
用意するもの
•Polystyrene Thermslab S GRD 2400×1200×10 を2枚
日本でいう発泡スチロールの薄い板のようなもの。
ほかにも、断熱材として別の素材も売られていますが、この素材が一番安い!
そして、カッターなどで簡単に切ることもできるので扱いやすい
ワーホリ中でワンシーズンだけ過ごせたらいいと思うならこれで十分です
•Customwood Thinboard 2440×1220×3mm を2枚
これは紙のような素材と木のクズをまぜてつくった薄い板。
天井に使うには、かなり軽くしなやか、カットしやすくいのがメリット
ですが、強度は強いとは言えないので、カビ防止スプレーやペイント材で保護が必要
•ウォータープルーフ対応ペイント缶
私たちが購入したのは、木に塗るオイルベースのアンダーコート。オイルベースだと、霜や料理するときの湯気を弾きます。また、普通のペンキより、アンダーコートのほうが分厚くぬれるので、より木材を保護できる。お店の人に、この上にさらにペンキを塗ったほうがいいよ、とお勧めされましたが、私たちの予算の関係上、アンダーコートのみしか塗っていません。もし、予算や時間に余裕がある方は、アンダーコートの次に塗るペンキも購入することをおすすめします!
•ドライバー
•のこぎり
•ペンキブラシ
•サビキラースプレー
これは、もし、錆びている箇所が明らかにあるのであれば、
天井を張り替える最中に天井、または、錆びているところすべてのサビをこのスプレーを使い
取り除いておきましょう!このスプレーはかなり強力なのでおすすめ!
サビは頑固なやつだから、絶対これで撲滅させてからペイントで上塗りするのがおすすめ
ハイエースの天井張り替え方【簡単】
1)天井のサイズを測定。
私達のバンは、Polystyrene Thermslab S GRD 2400×1200×10 と Customwood Thinboard 2440×1220×3mm のサイズをそのまま使用しました。
運転席の天井は小さく板と発泡スチロールをカット。
2)板の表面にアンダーコートペイントを塗る→乾かす
(オイルベースで匂いがきついため乾かすのに一日はみたほうがいいです。かなりオイルくさい。正直、1日おいてもまだ匂いが残っていたので、もし別の場所で住む場所があるのであれば、2日ほど放置することをおすすめします。)
3)天井のフレームになっているパーツ4本をドライバーで外す。
このとき、車内ライトはフレームについたままなので、
誰かに支えてもらうか、おく台があれば便利。
使用済みの天井板を外す。(←※この天井をもとに計測し板をカットすると間違いなし)
4)板と発泡スチロールでできた板を車内に入れ天井にはめ込み。
発泡スチロールがかなり壊れやすいので二人がかりでサポートしながらはめ込み
二人がかりで、フレームをつけ直していくことをおすすめします。
もし、一人で作業しないといけないのであれば、
あらかじめ、フレームとのあいだのサイズを図っておき、発泡スチロールとカスタムウッドを四等分に分けて、
ひとエリアごと、断熱材をはめていくといいと思います♩
5)運転席上の天井も同様に、フレームを1つ外し、発泡スチロールと板をはめ込みフレームを戻す
完成。
結果とまとめ
•どこで必要なものをそろえるか
ホームセンター
私たちはニュージーランドで車中泊バン改造をしたので、利用したショップは
- Burnnings
- Mitre10
•かかった費用
約100ドル(約7000円)
•かかった日数
3日。
1日でできるやろ〜とおもっていましたが、やっぱりトラブルはつきものですね。
途中でペイントがなくなり、ペイント缶の買い出し。
予想以上にオイルペイントがくさい。
(私達は、ニュージーランドで家を借りずバンで住んでいるので、
天井のペイント剤がくさいままだと寝れねいので、天井板のペンキが乾ききり、
匂いをとるのに時間がかかった)
•実際生活してみて
体感値ですが、車内温度が全然違う
寝るときには、羽毛布団、毛布、寝袋、ダウンジャケットは必須でしたが、
今は、羽毛布団と毛布のみです。(2020年6月北島での現状です)
カビがついた天井が健康に被害をもたらすので天井を張り替えてよかった。
朝起きたときに、天井に霜がつく光景がずっと続いていましたが、天井を替えたことによって、霜が天井につくことはなくなりました。
キッチンに関しても、いくら車内で料理しても天井に霜はつきません
今では、健康に車中泊ライフをおくれています♪