オーストラリアに住んで2年/ニュージーランドに住んで3年

車社会のこの国らでは車なしではやっていけない。

そこで感じた日本との決定的な車の価値観の違いについて書いていく。

世界中でまだまだ活躍する日本の中古車。

↑この写真はフィリピン🇵🇭で撮影

60万キロを超えた日本車がゴロゴロと走っている

発展途上国で、自動車はすごい大きな買い物だ。

だからこそ修理して乗り続ける これがこの国での常識。

 

日本で寿命がきたと思われる車たちが

まだまだバリバリの現役で世界中で走っているのを

みんなはご存知だろうか?

『日本製は潰れにくい、丈夫』『Made in Japan

この言葉は万国共通である。

 

現在、筆者の僕はニュージーランドの車業界で働いているのだが

目にするのは日本から輸入された車ばかり。

ボンネットを開けるとそこには

古い日本語のステッカーがちらほら

カローラ新大阪からようこそニュージーランドへ〜

なかには 車検のステッカーや

低排出ガス車☆☆☆のステッカーがまだ貼ったままの車も

 

僕の仕事内容の一部は

『日本から輸入した車、客に貸し出す代車のメンテナンス』

社長はもちろん会社の車はできるだけ長く使いたい

そんなところだ。

90年代の車(30年前)もあるが

まだまだ元気に走ってくれている。

走行距離なんて10万キロはザラ、

なかには30万キロ超えてる車もある。

僕が思うに

ここで車はファッショナブルなものではなく

市民の道具としてとらえているだろう

かたちあるものは壊れる。

壊れたら修理してまた使う。

ここではこのスタイルが一般的だ

ヘコんでたって、傷があったって

『いや、走れますやん?』

彼らはそんなスタンス笑

日本での常識『10万キロか10年で乗り換える』

僕が幼い頃 親父がよく言っていた

『もうすぐ10万キロか〜』

『そろそろ乗り換えだな〜』

と口癖のように言って

まだ普通にうごく車を手放しては新しいものに

それが普通だと思っていた。

 

外国で知り合った人たちで

日本に行ったことがある人達はみなこう言う

『日本に訪れた外国人の反応』

  • 何もかもが新しい
  • 未来にタイムスリップしたかと思った
  • 車がきれいすぎる

こんなところだ

日本人は新しいもの好きで

少しの傷でも嫌がる ←僕もそうでしたw

なぜ日本で10万キロ超えの車は価値がなくなるのか

  • 新しく車を買わせようとするディーラーセールスマン
  • 10万キロに達すると交換しないといけないものがある(タイミングベルトなど)
  • 車はファッショナブルなもので古いクルマに興味がない

おそらくそのあたりだと僕は推測する

 

海外での車の常識

『僕が乗ってたハイラックスサーフは30万キロ超え』

『オージーの彼が乗ってたパトロールなんて1980年代のもの』

 

  • 10万キロは新車
  • 20万キロからは愛着がわいてきてより大切に
  • 30万キロは息子や娘に世代交代、、、

こんなかんじです

これはニュージーランドの大手中古車サイト『Trade Me』では

10万キロ超えていても

『Low KM`s』

『低走行車』

として売られている現状です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえ

タイヤが磨り減ったとしても

ブレーキパットがなくなったとしても

『消耗品』は交換が鉄則!

故障したら修理してまた乗る!

だからこそ

日本で寿命が終わったと思われた車が

海外でまだまだ元気に走っているのです。

 

ちなみに僕たちなんて

ニュージーランドではじめて買った車なんて

60万キロ超えのハイエースでしたww

メンテナンスはきちっとしたので

サウスアイランドを見事一周でき

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そこから

63万キロまで走りでまた違うオーナーのもとへ旅立っていきましたとさ

車が10万キロがまだまだ新車の海外まとめ

日本で寿命がきたと思われた車たちが

第二の人生を海外でバリバリ走ってる

この矛盾はおかしいと思いませんか?

 

自分がもっと乗りたいんであれば

ちゃんと手をかけてやって

10万キロ超えても乗ればいいし

みんながそうしているから廃車にした。

なんてやめてほしいです!

 

当然、この話も

日本と海外の常識の違いにすぎませんが

 

これからの世の中

今までの常識がくつがえされるなんてざらにある話

なので

みなが思っているからこう

常識的に考えてこう

ではなく

実際になんでも自分の目で確かめて

自分のなかで良し悪しを考え

生きていってほしいです!

それでは

あなたも素敵なカーライフを!

 

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