車のエンジンオイルのチェックの方法がわからない方に向けて、簡単に説明します!
「え?なにそれ?」じゃ、いつか車、壊れますよ。
以前、僕が大手カーメカニックで2年間働き、一日に数十台のエンジンオイル交換をしてきた僕が
方法を簡単に教えちゃいます!
目次
知らずに乗っていると、、
ワーホリに来てファームするため〜とか旅に出るため〜とか
新車は手が出ない、、ので中古車を乗っている、、などなど理由は様々ですが
中古車を乗っている人はたくさんいると思うんですが、車のことを知らなければいつか痛い目にあいます。
車乗ってるからには責任持って知識をいれててください!
知識さえ入れていれば新車なんてもつ必要ないですよ!
以前にオーストラリアにワーホリ中に出会った人たちの中にエンジンオイルがなくなって
エンジン焼付き→廃車
みたいになってしまった人、たくさん見てきました。
ワーホリで車を買うのはとてもいいプランだったのに、、バットエンド。
もうこのような人たちが増えないようにと早速1から簡単に説明していきますね!
まずはエンジンオイルチェック方法
まずはチェック方法を解説!!!
このチェックでわかることは
- エンジンオイルの交換時期かどうか目で見れる
- オイルが減っているのか、足りているのかわかる
- 減っていれば、自分で足すことも可能
エンジンオイルは人間でいうと血液のような役割です。
ドロドロ(真っ黒)だと、、想像できますよね! サラサラなほうがいいんです!
①まずは車に乗る前、またはエンジンを掛ける前にボンネットを開きます。
※ボンネットとは?=上の図のような車の前の部分のふたのようなところ
僕のはバンタイプ「ボンネットがないタイプ」なので助手席のシートの下にエンジンがある。
②オイルゲージをさがす。
お次はこのような輪っかになっていたり、色のついたエンジンオイルゲージを探します
↑上に引っ張るとうすいプレートのようなのがしたにつながっています
これは別の車の参考例。
正面からみるとこんな感じ。
車種やメーカーによっては、場所、位置、色や形が異なりますが
基本的に「Engine」とかかれております。
見つけれたらそれをひっぱります。
③ゲージのさきを確認。
オイルゲージを引き抜いたあと
布切れかティシッュを用意し
一度さきについているオイルを拭き取ります。
それからもう一度ゲージを元の位置まで差し込み
もう一度引き抜きます。
そしたら下の写真のようにオイルがついています。
このときにエンジンオイルの色や量を確認してください!
- オイルの色
新しいオイルならサラダ油のような色合いで
交換時期なら真っ黒です
- 量はゲージの先端を見ればわかります
上の写真のようにLow のLとHigh のHの間にオイルがあればOK!
車種によっては何も書いておらず、穴が2つある場合もあるので
その間にオイルがあればOK
※このときにオイルがゲージにつかなかったら要注意。
オイルがLowより減っていればオイル交換。
交換できなくてこれから乗る場合は最悪オイルを足してやってください。
オイルの足し方は?
「60万キロ超えのエンジンルームなのでかなり汚れてます」
エンジンのヘッド「上の部分」にキャップがあります。
上の写真なら僕がつかんでるところ。
そこを反時計回りにひねると中にエンジンオイルを足せれます。
ジョーロがない場合はこのようにペットボトルを切り、代用できますよ〜
オイルを足す際は慎重にちょっとずつやりましょう!
だいたい足す時は300ミリ〜500ミリずつ。
一度たしたら数分じかんをおいてもう一度
前に説明したやり方で確認しよう。
オイルゲージ抜く→拭き取る→もう一度差し込み→オイルの量確認。
普通の車で3リットルから4リットル入ります。
⚠事前に自分の車種の規定量を知っておこう【車種◯◯ オイル量】で検索♪
LowレベルからHighレベルまではだいたい1リットル。
なのでLowレベルぐらいしかオイルが入ってない場合は700ミリぐらい入る。
チェック後
- オイルがHighまであって、色も黒くなければOK。
- オイルが真ん中ぐらいで色が焦げ茶ならそろそろ交換時期
- オイルが真っ黒なら要交換。
オイルの種類がわからない
オイルにはたくさんの種類がありはじめは誰でも迷うやつ。
種類
①化学合成油 ②部分合成油 ③鉱物油
①が一番値段が高く ②は普通 ③安い
粘度
- 0w20
- 5w30
- 10w30
- 10w40
などなど
はじめ見た時 「は?」てなります。
ざっくりいうと数字が若いほうがシャバシャバなオイルその逆がドロドロなオイル。
ここまでくるとマニアックな話になるので
【車種◯◯ エンジンオイル】
自分の車種に合うオイルを買いましょう。
あと上でも説明したように自分の車に何リットルはいるのかも把握しておこう!
ちなみに僕が乗ってるハイエースは60万キロ超えているので
適合のエンジンオイルはいれてません!
適合が5w30なんですが
10w40、15w40,20w50
このあたりの硬いオイルにしてやってます。(燃費は悪くなるが、寿命が伸びる効果あり)
多走行車【10万キロ〜20万キロ〜】
ならすこしドロっとした粘度のたかいものがオススメ!
- オイル漏れ防止
- 粘度を上げてエンジン劣化防止
などなど。
以上で説明チェック方法は終わり〜
自分でオイル交換は可能か?
これは自己責任ですが可能です。
オーストラリアの田舎に住んでいた時は、みんな自分で変えてました。
古いものを大事に扱う姿勢に感動。
じゃあサクッと説明するよ!
だいたいの目安が半年or4000km で交換
(もちろんエンジンオイルの状態によりけり)
①準備物
- オイル
- オイルエレメント(2回のオイル交換に1回要交換)
- 廃油受けの容器
- パーツクリーナー
- ジャッキアップ
- ラチェット(14mm~17mm)
- オイルフィルターレンチ(オイルエレメント交換時)
- パッキン
②ジャッキアップ
車体をあげて〜
自分の車のジャッキアップポイントを確認してからあげないとボディ凹みます。
③オイルドレン緩めて→廃油
⚠ATFオイル(オートマオイル)を間違って抜かないように。
オイル・エレメント交換時期ならこのタイミングに交換。
エレメント交換のときに、新しいオイルを指につけて、ゴムの部分に塗ってやってくれ
④オイルがすべて抜けたらドレンを締める
⚠トルクレンチで締めるのがベストですがなければラチェットで締めれます。
ただ、締めすぎに注意。締めすぎるとドレンボルト破損します。
このときにドレンボルトのパッキンも交換 パッキンは(車種によりけり)
⑤オイル入れる
規定量をまもり、いれすぎ注意!
⑥もう一度ドレンボルトしまっているか再確認。
車体下にまわり、ボルトが締まっているかダブルチェック!
エレメント交換時はエレメントの締り具合もチェック
⑦エンジンかける
⑧オイル量確認
ざっくりいうとこんな感じです。
あくまでもエンジンオイル交換は自己責任ですが
チャレンジしたい方はぜひ!
愛車のことを知り、快適にドライブを!
オセアニア州「ニュージーランド、オーストラリア付近」では
日本で下取りされた中古車が船で渡り、新車のような感覚で乗られています。
彼らが思うに、日本製は丈夫、長持ちする。と思っていられるので
たとえ日本の常識では10万キロは寿命と言われているのに対し、オセアニア州では日本車の10万キロはまだ新車。
これって、、、裏があると思いませんか!?
日本で「この車はもう寿命だ。手放そう」低価格で下取りされて
船で海外へ
下取りの10倍以上の値で売られている。
このような事例があるように、車はちゃんとメンテナスさえしていればいつまでも乗れちゃうもんなんです!
ではこのへんで〜