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仕事の見つけ方
バックパッカーボード(backpackerboad)という、ワーホリの人たち向けに求人を出しているサイトで見つけました
そこに、コントラクターという、仲介人がいて、その方を通して、ファーム会社に派遣されます
派遣された会社名は、Avocado Heaven です
時給
最低時給が18.9ドル(2020年現在)のところ、19.4ドルでした
天気に左右される仕事で、雨が降れば仕事は休みになります
ちなみに、アボガドファームの多いタポラ(Tapora)エリアは、結構な頻度で雨が降ります
とくに、ピッキング時期の7月から8月は、週3で雨が降ったようです
(私たちはプルーニング時期に働きました。この情報は、ピッキングとプルーニング時期の両方働いた友人からの情報です)
どんな仕事がある?
わたしが働いた2020年の8月から9月に経験した仕事内容を紹介します
プルーニング
枝切りの仕事です
光を遮っている木の中心に生えるおおきな幹を切ります
そして、下に向かって生える枝切りは、実がついたときに、実が地面ににあたり商品にならないので、膝から下ほどの高さにある枝も切っていきます
使うのは、
Looper (ロッパー)と Handsaw (ハンドソー)です。
道具は会社から貸してもらえました。たまに、会社側から、自分で購入してね!と言われる時もあるので、道具のことは働く前に、きちんと自分で用意する必要があるのか確認しておきましょう。
自費で買うとかなり高いです
ピッキング
アボガドのピッキングです
7月のピッキングピークの時期に実らなかった木に、遅れて実ったアボガドのピッキングと、
ピッキングシーズンに1度ピックしたけど、さらに実った木のアボカドピッキングをしました。
なので、あまり沢山の量ではありません。
アボガドを手でもぎ取り収穫し、バケツに入れる。そのあとにトレーラーの大きなカゴに入れていくというかなり簡単なピッキングでした
ちなみに、ピッキングのピークシーズン(7-8月)であれば、かなりの大きな袋をウエストにつけて、アボガドピックをするので、非常に体力仕事になります
おおきな木であれば、機械に乗ってピックするところもあります。
イリゲーションのチェック
水やりは、全て機械を通して自動的に行いますが、その機械のチェックは、全て一つづつ人間が行います
水がでてくるホースに穴が開いていないか
きちんと水が出るか、水が出るところが壊れてないか、すべて果樹園内を歩き回りその機械を引っこ抜き、手でチェックしていきます
パインツリーのプランティング•肥料やり
パインツリーとは、松の木で、ニュージーランドでは、沢山のファームや果樹園で風除けとして使われています
松の木のベビープラントを会社が購入し、そのプラントを一つづつ手で植えていきます
スコップを使い手作業で行います
そのあとに、肥料をまいていきます
ワイヤー外し
アボガドの木が地面から垂直に綺麗に上へ伸びるようにするため、ワイヤーとクリップで木を支えます
木が大きくなるとワイヤーが邪魔になるので、ワイヤーを切り、不要になったワイヤーを回収します
全て手作業です
バナグラスワーク
バナグラス(banagrass)という植物が、小さなアボガドの木を風から守っています
バナグラスは、ファームの仕事において色々な用途で使われるので、色々な種類の仕事があると思いますが、私たちがしたのは、バナグラスカッティングとプランティングです
バナグラスをロッパー(looper)でカットし、カットした茎を土に埋めていきます
勤務時間
一日、8時間労働
雨の日は休み。週月から金曜日まで
(週中に雨があったり、仕事内容が多い時は週6になります)
朝7:30から4:30まで(30分の休憩が2回)
週おおよそ40時間ほど
場所
タポラ(Tapora)という、オークランドに位置するド田舎にある大きなアボガドファームです
そのほかにもマウントマンガヌイ周辺にもアボガドファームがあります。
木が大きければ、ピックやメンテナンスに機械を使うので、バックパッカーはあまり雇っていない会社もあるようです。
わたしが仕事を探していたときに、バックパッカー向けにアボガドジョブの求人をよく見たのがタポラです(といっても、アボガドジョブはかなりレアです)
タポラから、一番近いスーパーまでは、片道車で30分
大きな、格安スーパー(Pack N Save)までは片道、車で1時間
かなりの田舎に位置するファームなので、車がない方は、カーシェアする友達を見つけてアプライしない限り、ここで働くことはできません
住む場所
ファーム内にファームハウスがあります
シェアハウスで住むなら週120ドル
車中泊なら共有キッチン、ルーム、シャワー、トイレが利用でき週70ドル
稼いだ額
1ヶ月と3週間働き稼いだ手取り額は
4453ドル
1週間の平均額は
756ドルです
(この額は、アコモデーションのシェアハウス利用料120ドルを引く前の金額です)
個人的に、仕事内容もそこまでハードではなく、スピードなど、焦らされることもなく、リラックスした職場の環境だったので、この金額は、妥当、もしくは、良い方かなとおもいます
毎日絶景を見ながら仕事ができます
また、ど田舎だからこそ、お金を使うことが、ほぼない
週一の休みにスーパーに行く以外、お金の使いどころがありません
また、このファームの周辺には、天然のオイスターやコックルという日本でいうアサリのような貝が沢山採れます
アボガドは食べ放題です
アコモデーションもファームの中にあるので徒歩での通勤なので交通費はゼロ
まとめ
- 田舎好きなら是非オススメしたいアボガドファームでの仕事!毎日絶景が観ながら働ける
- アボガド食べ放題なので、アボガド好きは、アプライすべし!
- ワークビザサポートがでやすい(ニュージーランドのアボガドのビジネスはかなり拡大中です。ここの会社では、さらに土地を購入しアボガドビジネスを広げていました。実際、ワークビザのお声がかかりましたが、フルタイムとしての待遇が悪そうだったのでお断り)
- 小さい会社が多いので、多種多様な仕事を経験させてくれるところが多く飽きない!(わたしは、ピッキングの仕事ばかりしているといつも2週間後には飽きていました)
- 田舎にあるため、時給は最低賃金より少しだけ上!買い物にいく回数や外食が減り自然とお金が貯まる!
- 給料は、平均して週40時間働くので、良い方!
ニュージーランドでのアボガドファームジョブは以上です!
このブログでは、そのほかにも私たちがニュージーランドで働いたファームジョブを紹介しているので、興味があれば他の記事もご覧くださいご覧ください〜(^^)